自分はmixhostがサービス開始直後からお気に入りで使い続けてました。
過去6年mixhost使ってたけど、サイトがなくなり2024年に一旦レンタル契約終了
しかし、また必要になりmixhostはお気に入りだったので2025年に再利用しようとして契約したら、とんでもない地獄が待ち受けてました。
mixhost最悪です。
はじめに
こんにちは、WordPressサイト運営者の皆さん。突然訪れる500エラーの恐怖を経験したことはありませんか?特にプラグインをインストールしようとした時にFTPで~のメッセージが出たり、サイトを移転しようとした時に限って500エラーが発生する謎。
「容量無制限」と謳われているmixhostでなぜこのようなことが起こるのでしょうか?
実は、その原因はinode数制限という、あまり語られることのない落とし穴にあります。
今回は、月額1800円も支払っているのに、たった3つのWordPressサイトで上限に達してしまうという私の苦い経験から、同じ悩みを抱える方々へ向けて解決策を提案します。
mixhostの問題点を暴く
高コストなのに厳しい制限
mixhostのスタンダードプランは月額1800円(税抜)と決して安くはありません。「容量無制限」という言葉に魅力を感じて契約したものの、実際に複数のWordPressサイトを運用しようとすると、思わぬ壁にぶつかることになります。
それが「inode数制限」です。
スタンダードプランでは200,000という上限が設定されていますが、これが意外と簡単に到達してしまうのです。
私の場合、たった3つの小規模WordPressサイト(50ページ未満))を運用していただけで上限に近づき、新たなプラグインをインストールしようとした際にFTPアカウントの入力を求められ、入力してもエラー
結局500エラーが発生するようになりました。
プラグインインストール時の500エラー体験談
ある日、SEO対策のためのプラグインをインストールしようとしたところ、エラーが出るので、mixhost管理画面からCpanelに入り、WordPressの管理をしようとWordPress管理へ進むと突然の500エラー。
「サーバーエラーが発生しました」という無機質なメッセージだけが表示され、何が起きているのか全く分かりませんでした。
え?管理画面でエラーデルの?
問い合わせをしてようやく判明したのが、inode数の上限に達しているという事実。
CPanelの画面で500エラなんて、、意味不明すぎる
CpanelでのWordPressの管理画面にすらアクセスできなくなり、サーバー内の他のサイトもプラグインインストールなどが動かなくなりました。
さらに一部のページも表示されなくなるという最悪の事態に陥りました。
サイト移転・All-in-One WP Migration時のトラブル
別のサーバーから新たにサイトを移転しようとした際も同様の問題が発生。All-in-One WP Migrationなどの移行プラグインを使おうとしても、途中で500エラーが表示されるようになりました。
結局、サポートに問い合わせたところ「inode数の上限に達しているため、不要なファイルを削除するか、上位プランへの変更をご検討ください」との回答。
しかし、すでに不要なファイルは削除済みで、上位プランへの変更は更なるコスト増加を意味します。
inode数制限とは?わかりやすく解説
ファイル数の制限がどういう意味を持つのか
inodeとは、Unixベースのファイルシステムにおいて、ファイルやディレクトリの情報を管理するためのデータ構造です。簡単に言えば、サーバー上の「ファイル数」と「ディレクトリ数」の合計を指します。
これが意味するのは、たとえディスク容量に余裕があっても、作成できるファイル数には上限があるということ。WordPressのような多数の小さなファイルを使用するCMSでは、特に問題になりやすいのです。
mixhostの各プランのinode上限
mixhostの各プランにおけるinode上限は以下の通りです:
- ライトプラン: 100,000
- スタンダードプラン: 200,000
- プレミアムプラン: 400,000
- ビジネスプラン: 600,000
一見多く感じるかもしれませんが、WordPressサイトは意外と多くのファイルを使用します。
特に画像が多いサイトや、複数のプラグインを使用しているサイトでは、この上限はあっという間に近づいてきます。
WordPressサイトにとってなぜこれが致命的な問題なのか
WordPressは基本的に多数の小さなファイルで構成されています。
コアファイル、テーマファイル、プラグインファイル、画像ファイル、キャッシュファイルなど、1つのサイトだけでも数千から数万のファイルが生成されます。
さらに、サイトを運用している間にも、バックアップや一時ファイル、ログファイルなどが自動的に生成され続けます。これにより、気づかないうちにinode数が急増し、ある日突然限界に達してしまうのです。
mixhostで遭遇する具体的なトラブル事例
プラグインインストール時の500エラー
WordPressのプラグインをインストールする際、一時的にファイルが生成されます。すでにinode数の上限に近い状態では、この一時ファイルの生成すらできなくなり、500エラーが発生します。
エラーログを確認すると、「Disk quota exceeded」(ディスククォータ超過)というメッセージが表示されていることが多いですが、これはディスク容量ではなく、inode数の上限に関するエラーです。
サイト移転・マイグレーション失敗
サイト移転の際には、一時的に多くのファイルが生成されます。特にAll-in-One WP Migrationのようなプラグインを使用する場合、圧縮ファイルの展開時に大量のファイルが一気に生成されるため、inode数の上限に達しやすくなります。
私の場合、移行作業の途中で500エラーが発生し、サイトが完全に破損。復旧作業に丸一日費やす羽目になりました。
しかし復旧できず結局サイト消しました。
辛い、最悪すぎる
バックアップ取得の難しさ
定期的なバックアップは重要ですが、バックアップファイル自体もinode数を消費します。そのため、バックアップを取れば取るほど、使用可能なinode数が減少してしまうというジレンマに陥ります。
結果的に、リスク管理のためのバックアップが、別のリスク(inode数超過による500エラー)を引き起こすという皮肉な状況が生まれるのです。
代替策を考える
もうサーバー変えるしかないです。。
mixhostのようにLitespeedで動作が軽快、かつアダルトもOKなサーバーとなると
カラフルボックスが代替策として出てきます。
カラフルボックスの優位性
カラフルボックスのinode数制限の状況
カラフルボックスの大きな魅力は、inode数の制限が大幅に緩和されていることです。通常プランでも500,000以上のinodeが利用可能で、mixhostのビジネスプラン(600,000)に近い数値を、より安価に利用できます。
また、カラフルボックスでは、inode数に近づいた場合の警告システムが整備されており、突然の500エラーに見舞われるリスクが低減されています。
料金比較表(コストパフォーマンスの差)
料金もカラフルボックスがお得!
サービス | プラン | 月額料金 | inode上限 | 1inodeあたりのコスト |
---|---|---|---|---|
mixhost | スタンダード | 1,800円 | 200,000 | 0.009円 |
カラフルボックス | スタンダード | 1,320円 | 500,000+ | 0.00264円以下 |
単純計算でも、カラフルボックスはmixhostと比較して、inodeあたりのコストが約1/3以下となります。これは、複数のWordPressサイトを運用する場合、非常に大きな差となります。
WordPress運用に必要な他の機能面での比較
カラフルボックスはWordPress運用に特化した機能も充実しています:
- 自動バックアップ機能(inode数を気にせず利用可能)
- 高速なSSD採用
- 簡単インストール機能
- WordPress専用キャッシュ機能
特に、バックアップ機能がinode数に影響しない点は、長期運用において大きなメリットとなります。
管理画面もCPanelなので基本構造は同じです。
Mixhost使えてる人なら誰でも使えます。
WordPress簡単インストールも同じく使えます。
カラフルボックスへの移行手順
事前準備(バックアップの取得方法)
- 現在のサイトのフルバックアップを取得
- All-in-One WP Migrationのエクスポート
- FTPを使用した全ファイルのダウンロード
- ドメイン情報の確認
- ネームサーバー情報
- DNS設定内容
実際の移行手順(ステップバイステップガイド)
- カラフルボックスでアカウント作成
- WordPressのインストール
- All-in-One WP Migrationバックアップからのデータ復元
- データベースのインポート
- FTPでファイルをアップロード
- ドメイン設定の変更
- 動作確認
移行後の設定で注意すべきポイント
- パーマリンク設定の再確認
- SSL証明書の再設定
- キャッシュプラグインの設定調整
- データベース接続情報の更新
カラフルボックスでのWordPress運用テクニック
快適な運用のためのヒント
- キャッシュ機能を活用したパフォーマンス向上
- 画像の最適化による容量削減
- 定期的なデータベース最適化
パフォーマンス最適化テクニック
- WordPress高速化プラグインの活用
- 画像の遅延読み込み設定
- CSSとJavaScriptの最適化
将来的なサイト拡張に備えた設定
- マルチサイト機能の活用方法
- スケーラブルな構造設計のコツ
- リソース監視と予防的対応
まとめ:なぜmixhostを解約してカラフルボックスに乗り換えるべきなのか
コストパフォーマンスの差
単純な月額料金の比較だけでなく、実際に利用できるリソース(特にinode数)を考慮すると、カラフルボックスは明らかにコストパフォーマンスに優れています。
mixhostでプレミアムやビジネスプランに変更するよりも、カラフルボックスの標準プランを選択する方が経済的です。
運用上のストレス軽減
inode数制限によるエラーに悩まされることなく、プラグインのインストールやサイト移転、バックアップの取得が可能になります。
これにより、サイト運営に集中でき、技術的なトラブルシューティングに時間を費やす必要がなくなります。
長期的なサイト運営の視点から見た判断基準
WordPressサイトは時間とともに成長し、ファイル数も増加していきます。長期的な視点で考えると、初めからinode数に余裕のあるサーバーを選択することで、将来的な移行コストや運用リスクを削減できます。
Mixhostが一番お気に入りサーバーだったのに、非常に残念な仕様になっていました。
長年使ってたので気づきませんでしたが、今から新規で使うのは当然おすすめできません。
inode数なんて壁あるあなら最初に示すべきです。
これを容量無制限で使えると表記してサービス売るのは倫理的におかしい
消費者庁に連絡しなくては
よくある質問(FAQ)
「移行作業は難しいですか?」
WordPressの移行は少し技術的な知識が必要ですが、基本的な手順に従えば比較的スムーズに行えます。特に、プラグインを使った移行方法は初心者でも実行可能です。不安な場合は、カラフルボックスのサポートに相談することもできます。
「カラフルボックスでも同様の制限はないの?」
カラフルボックスにもinode数の制限は存在しますが、mixhostと比較して大幅に緩和されています。また、制限に近づいた場合の通知システムが整備されているため、突然のエラーを防ぐことができます。
「他のレンタルサーバーとの比較は?」
エックスサーバーやConoHa WINGなど他のサービスと比較しても、カラフルボックスはinode数制限においては優位性があります。特にWordPress運用に特化した機能とコストパフォーマンスのバランスが優れています。
「解約の手続きはどうすればいい?」
mixhostの解約は、管理画面から手続きできます。ただし、事前にすべてのデータをバックアップし、新サーバーへの移行が完了していることを確認してから解約手続きを行うことをおすすめします。
いかがでしたか?mixhostのinode数制限に悩まされている方は、ぜひカラフルボックスへの乗り換えを検討してみてください。WordPressサイト運営がより快適になること間違いなしです。